フィクションです。 ******** 「付き合ってたんじゃないの?」 数年後に当時の彼の友だちから聞かれたことがある。 そう思われていたことに正直とても驚いた。 「付き合ってない」 「じゃあしてないの?」「してない」 「1回も?!」「1回も」 「あいつといて?!」「してない」 やっぱりそうとしか見られてなかったのか。 別にどう見られてどう思われていても平気は平気だった。 「だって結婚したいって 言ってたよ?!」 「それは知らない」 「あんな女と結婚したら 人生まじで終わるから やめておけって全力で とめといたけど」 それでいい。それは正解。 「それ」が共通点で一緒にいること自体未来があるとは思えない。 実際に彼とは彼が変わりはじめて数年後には音信普通になった。 居場所が変われば価値観が変わる。 価値観が変われば付き合う人間も変わる。 それは誰も悪くない。 ******** フィクションです。
Source: ★★片想い10年ロック★★
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