強制送還者リストをアルジェリアが拒否

2024年度フランス国内におけるOQTF(Obligation de Quitter le Territoire Français)フランス領土を離れる義務がある人は14万人で、その内出身国への強制送還を執行出来たのは1万3,500人、つまり僅か7%です。フランスではOQTFの人が犯罪を起こすたびに「なぜ強制送還がここまで実施されていないのか」ということが問題になります。応援ポチボタンの下にOQTFによるフィリピンちゃんレイプ殺害事件のことを書いております。OQTFのこんな案件まで出ています。フランスがどれだけ強制送還を実行できていないかを2023年の欧州連合との比較データで見てみますと、欧州連合は484,160人の強制送還対象者のうち19%にあたる9万1千人を送還しておりますが、フランスは13万7730人のうち7.6%に当たる1万6千人しか送還できておりません。また強制送還対象者というのは約1/3がマグレブ諸国(マグリブ=チュニジア・アルジェリア・モロッコの北アフリカ三国)が占めており、フランスを一番手こずらせているのが領事館パスの発給を拒否するアルジェリアとなります。さて3月14日(金)フランスのブルーノ・ルタイロー(Bruno RETAILLEAU・64歳)内務大臣はアルジェリアに対し「優先的にフランス領土から追放すべきアルジェリア人60人のリスト」を提出しました。しかしなが
コメント