弟と長電話~父の様子

昨夜、弟から電話がかかってきた。定期的に電話をかけてくれるのは、とても有難い。奥さんも母もいなくなり、父へのストレスも溜まるだろうし私的なちょっとした相談や愚痴を、私なら気兼ねなく話せるのだろう。私もつい色々喋って、いつも長電話になる。過去には有り得なかった事だ。今、お互いまさかの一人暮らしになっているからこそ周りを気にせず、ゆっくり話ができるのも皮肉な話。電話が来る度、父に何かあったのかとどきっとする。昨日の話では、父は益々顔色もよくなり、活動的に暮らしているとか。大きな病気もせず、年相応の物忘れはあるけど母に家事を任せっきりだった人が、ここまで頑張るとは。家の中は汚くなってはいるけど。友人も妻も近所の話し相手も次々とこの世からいなくなって、寂しく過ごしているのではと思っていたが、そんな風でも無いらしい。施設入りを弟に相談したら、とんでもない感じと言われた。入っても、活発に出歩いてむしろ面倒かけそうだし、何も困っている風でもなく、足腰もしっかりしているからその必要は無いと。本人も嫌がるだろうと。一人ではもう無理となった時に考えようと。弟がそう思うなら任せるしかない。実際は違うのではないかと思ったりするけど離れている私には口も出せないし、何もできない。安心はしたけど、ちょっと信じられない気分。今年は、なるべく帰省の回数を増やそうとは思っている。まずは、実家に自分が泊まれるスペースを
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