牛肉の選び方とちょこっと時事ニュース

先日ポトフをしたのですが、牛肉を2時間煮込んだにも拘わらず思いっきり固くておまけにパサパサしておりました。義妹達が来た日に頼んでいた鴨肉を受け取りながら私はお肉屋さんに「この間買ったポトフ用の牛肉が不味かったんですよ」という話をしました。すると60代くらいのお肉屋さんが「どこに置いてあった?」と聞きながら対面の陳列ケースを離れて私達の側に出てきました。私は対面ケースの向かいにある陳列ケースからお肉を取って「これです」と差し出しすと、彼は「これはダメだよ、ここにlatier(レチエ)って書いてあるだろう?」と言いました。続けて「latier(レチエ)と書いてあるのは雌の乳牛の乳が出なくなって殺処分されたものだよ」と言いました。私はお肉を買う時に生産者や牛肉の年齢を見ないようにして買っているのですが、(なるほどなぁ、ここはちゃんと見るべきだったのか」と思いました。またお肉屋さんは「あとね、若い牛もダメだよ。脂肪がついていないし筋だらけだから。génisse(ジェニス・まだ出産していない雌の牛)もやめておいた方がいいね。お肉を買う時は乳牛じゃなくて食肉用の肉牛から選んでね」と言いました。田舎のスーパーの中にあるお肉屋さんはスーパーのコーナーを借りて出店していることが多く、スーパーがまとめて安く買っているお肉も捌いて販売するのですが、自分たちが仕入れたお肉を対面のコーナーで売っています。お
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