生きざま（7）
片思い
フィクションです。 ＊＊＊＊＊＊＊＊ 硬い職業の役職についておられて。 普段の装いはそのお立場に合った フォーマルで落ち着いた装いやメイクや持ちもの。 そのAさんがいざご自身の好きな世界へ没頭するときには まったくの別人としか思えない服装メイク雰囲気に持ちもの。 変身という言葉を使いたくなるものだった。 私にとっては変身前のAさんも変身したAさんも どちらも尊敬できる憧れの大人の女性でまぶしい存在だった。 ＊＊＊＊＊＊＊＊ お仕事で完全なる社会への貢献を 長い間しっかりとつとめあげられた。 自分の時間をしっかりと持って 自分の好きな世界をどっぷりと楽しんで堪能しておられた。 それは普段の生活が驚くほどに質素でもお金や時間をすべて 好きなことへ投資してやりきっておられるように私には見えていた。 そしてその命を社会貢献と好きな世界へと 使い切ったところで天国へと旅立たれたように私には見えた。 もちろん本当のことはご本人にしかわからない。 思い残すこともやり残したこともあるとは思う。 それでもAさんの生きた道は生きかたそのものは 私にはロックとしか言いようがな
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