編み物で心を落ち着かせる

押入れを 片付けていたら、古い毛糸が沢山出て来た。色んな残り糸がゴロゴロ沢山ある。自分用ならどんな出来でも構わないし、繋いで何か作ってしまおうと思った。糸のまま置いておくより、使える物にかけておけば邪魔にならないし、使い古してそのまま捨てられる。毛糸はほどいて違う物に編み直す事もできるからいい。と言っても、私は編み物は得意では無い。自己流で適当。子どもが小さい時に帽子やベストを手編みしたくらい。母が編み物のプロだったので、編み物が身近過ぎて自分にはやる気が起きなかったのかも。貧乏学生時代、私がデザインしたニットスーツや、可愛らしいセーター(夏物も)を母が編み機で残り糸を使って編んでくれた。仕送りが少なかったから、服代だけでも楽になるようにしてくれたのだろう。比べて私はそんな技術も何も無い情けない母親だ。子どもの時、夏休みの宿題作りで、母にカギ編みを教えてもらった。編み物を教えてもらったのはそれっきりだ。いつでも母に編んでもらえると思っていたからか、マフラーを初めて編んだのは、子どもを産んだ後だった気がする。その程度だから、出来上がりは酷い。下手でも平気、縫い物や編み物をしていると落ち着く。仕上げる事よりも作業そのものが好きなのだ。音楽をかけながら、ドラマを観ながら何かしながら、ただ単調に手を動かしている1人の時間が好き。母は最初は家計を助ける為に内職としてやっていた。子育てが終わり
コメント