14歳の雇われ殺し屋、無関係な人を殺害
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10月5日（金）午前4時半フランス南部マルセイユ3区で一台のハイヤータクシー（VTCドライバー＝一般のドライバーがアプリで呼ばれて自家用車を使って有料で客を送迎する）が中学校の門に衝突しました。運転手は後頭部を撃たれ既に死亡しており、実行犯として14歳の少年が逮捕されました。またこの事件を後ろで操っていたのは現在エクサンプロヴァンスのリュイ―ヌ（Luynes）刑務所に服役中の「DZマフィア」と称するギャングの男（23歳）でした。マルセイユには「ヨーダ（Yoda）」と「DZマフィア」の2つの大きなギャンク組織があり縄張り争いが絶えず、2023年は麻薬密売に関連した巻き添え被害者4人を含む49人が死亡、123人が負傷しています。2024年3月「ヨーダ（Yoda）」のトップがモロッコで逮捕されたことにより、「DZマフィア」は勢力を拡大し、ニーム、セット（Sète）、アヴィニョン、ヴァロンス（Valence）、トゥールーズまで管理できるようになったと言われており、マルセイユも北部から市内3区にあるベル・ド・メ（La Belle de Mai）地区まで影響が及ぶようになりました。今回の事件は刑務所に服役中の「DZマフィア」と称するギャングの男（23歳）が監房から携帯電話を使用しソーシャルネットワークサービスで5万ユーロ（815万円）での殺人を呼びかけたことから始まります。実はこの男、10月2
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