父の入院で思ったこと 前編
母が能登に行っている間、お肉が大好きな父(母はお肉が苦手)と姉家族と一緒に焼肉を食べに行きました。お肉屋さんが併設する焼き肉店で平日はそこで自分たちがお肉を買って持ち込むのだそうです(週末はセットになっています)。この4日後に父が(持病で)入院しました。父は頭がしっかりしているのですが、この一週間前から姉と私は「もしかして年相応にボケてきちゃった?」と話していたのです。例えば母に内緒で計画していた私の能登行きを前日に父に話して、父は(母が怒る姿を想像して)肩をブルルという感じで(笑)すくめ、「えー、お父さんかなんわ」と言っていたのに、私が帰ってから母に「お父さんとお姉ちゃんには話していったんだけどね」と言った時、父が「わしは聞いてへん」と言ったのです。(お父さん逃げたか?)と思いましたが父は「行くの知ってたら髭剃り持って来て欲しかったのに」と言ったのです。母がいない間は主に私が食事を担当しましたが、土曜日は姉が父と一緒に出掛け昼食を外で済ませてくれました。その時に父の口数が少なくて会話が続かないことを姉と姪が不思議がっていました。また父の歩行訓練を兼ねた散歩をしたあと、父がしきりに「太ももの外側が痛い」と言っていたのですが(ただの筋肉痛だろう)と思っていました。父は数年前から難病を発症しており能登の病院にかかっていましたが、姉と私は今一つその病気の症状を理解できずにいたところ、避難
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