中学校の校舎に87個の弾痕
久しぶりの時事ニュースです。9月24日(火)フランス南部マルセイユ市の北部13区にある中学校(Collège Stéphane Mallarmé)の外壁、内部の壁、窓等に87ヵ所弾痕があることが発見されました。また陸上トラックには薬きょうが落ちていたということです。中学はマルセイユ市のセンシティブ地区(薬物等の問題が多い地区)であるクロ・ド・ラ・ローズ(clos de la Rose)地区に隣接しており、麻薬取引が横行しギャングによる麻薬抗争も起こる場所が通学区となっております。今回中学校の壁には「coffee・コーヒー=麻薬取引所」とペンキで描かれており、教師によると2023年11月頃から施設内外に様々な暴力行為の痕跡が認められるようになってきたそうです。校長は「問題は校内には無い。外だ」と話しますが教師たちは状況は刻々と悪化しており自分たちの身の安全も危険にさらされていると訴えています。彼らは「我々はGIGN(国家憲兵隊治安介入部隊)の公務員ではなく、教育の公務員である」と話し「職場を放棄して去る権利」を国が認めるよう主張しています。政府は現時点では隣接する地区からの暴力行為と関連する事項は見つからないとしておりますが、中学周辺の安全を確立するための追加措置は取るということです。中学校は閉鎖されておりましたが、26日(木)午後から再開しております。もう一つのニュースは市販の強い
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