母との時間
結婚生活
今回の私の里帰りは1月の能登の地震から両親が京都に移動して5ヵ月が経った頃でした。父は要介護1の認定を受けていますが家の中をゆっくりと歩き要所要所で手すりを持って移動し、外の長距離は歩行器の力を借りて歩き、スーパー内の移動なんかはスローモーションの様ですが自分の足だけで大丈夫です。午前中は歩行訓練も兼ねて父は母が付き添ってスーパーまで歩いていましたが、午後からはたっぷりお昼寝をしてテレビを見てゆっくり過ごしておりました。母が病院に行く時には昼食の準備をしておけば父は一人で温めて食べることが出来たので、私は母に「（せっかく京都に戻ったのだから）お友達に会ってお昼ご飯でも一緒に食べたら？」とか「（母の姉が京都にいるので）おばちゃんに会ったら？」と言いましたが、「まだ怖い。そんな気になれない」と言いました。そんな母に息子が使っていた交通ICカードを渡しチャージの仕方を教え、私に付き添って来てくれた病院の帰りなどにそのまま母と出かける様にしました。母は「回るお寿司」と「マクドナルド」のファン（そして誰かと一緒で変化を好まない・笑）なのでお昼は必ずどちらかで私は入店から会計まで何でも機械でしなければいけなくなった「回るお寿司」で私がフランスに戻っても母一人で来られるように、それぞれの機械操作をその度に一緒にしました。そして8月に入り、私は叔母と従妹に会いたいと母を誘い一緒に外で食事することに
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