「好きだった気持ち」が忘れられない。
「彼と別れたあの時、私はあれから、心の中のどこかで『彼を忘れたくない』という気持ちが生きているままです」。こんな切ないコメントをもらった。 >早くすっぱり忘れた方がラクなはずなのに、どうしてなんだろう?と自分でも戸惑っています。こんな気持ちになったことはありますか? もう終わった恋で、自分をふった彼のことなんて、早くすっぱり忘れた方がラクなはずなのに、心のどこかで「彼を忘れたくない」っていう気持ち、私も、あった。 特に、別れてまだ時間があんまりたっていない時は、「忘レタイノニ、忘レタクナイ。忘レラレナイ」っていう気持ちに、苦しんでいた。 今だって、時々、ものすごく鮮やかに、終わった恋を、別れた彼を思い出すこともあるし。 でも、このブログでも何度か書いたけど、時間がたっても、別にもう彼と戻りたいとも思っていないのに、彼のことを「忘れたくない」って思うのって、彼のことを忘れたくないんじゃなくて、「彼のことを好きだった気持ち」を忘れたくない場合もあると思う。 もちろん、「彼がまだ好き」っていう場合もあるかもしれない。 でも、好きな気持ちはもう消えているのに、その人への「想い」みたいな感情が消えないのは、まだ「好き」なんじゃなくて、「好きだった気持ち」が忘れられないような気がする。 「好きだった気持ち」を忘れたくない場合もあると思う。
コメント