春の庭と猫
結婚生活
木曜日はジムに行きましたが、合間合間に息子を思い叫び出したい気持ちでした。水のボトルは息子が選んでくれたものですし、靴はクリスマスプレゼントにくれたスポーツ店の商品券で買ったものです。「これ買ったよ。ありがとう」のラインに既読がついていたのになぁ。いつも私が欲しいものを考えてくれる子でした。入院した時は動けない私を見て直ぐに長い充電用のケーブルを買ってきてタブレットにワイヤレスイヤホンを設置して持って来てくれました。会社を早退して直ぐに飛んできてくれたのになぁ。水曜日、車の部品交換でガレージに行った時、2時間半の待ち時間はFちゃんが付き合ってくれました。町の公園を散歩しながら彼女は私が息子を褒める話を聞いてくれ「あなた、そんな息子を持ってラッキーだったわよ。私の子供達は誰もそんなことをしてくれないわ」と背中をさすって一緒に泣いてくれました。彼女は私にどの時間帯が一番辛くなるかを聞いてくれ、それからその時間にメッセージが入るようになりました。町のジム仲間からも「あなたの辛い時に心を寄せています」とメッセージが入り、親友もこまめに電話をくれます。母親や姉にも電話をして助けてもらっています。姉は「本当に優しいいい子だったね。こんな辛いことは無い。今は無理に頑張ろうとか、何かをしないといけないとか考えないでいいから。周りの人に甘えて先を考えないで一日一日を過ごすことを考えて」と言いました。
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