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開き直ったはず

遠距離恋愛
「・・・遠かった、疲れた」 「それは実際の距離で?それとも・・・」 「距離はかわらないもの。だから気持ちが9割。3倍くらい遠く感じた」 「だろうね。・・・でも良かった無事に来れて。急に眠くはならなかった?」 「ん、今日は大丈夫だった」  「良かった」 逢えたに現実感がなく気持ちはまだ浮遊していて。ぶつけるべきじゃないぐったりした表情を向けてしまう。本当はぴょんぴょん飛びついて、エレベーター内部の監視カメラも関係なく首筋に手を回し、ギュッとしたいのに 色々がこみ上げ、身体が動かない疲れた・・・少し  そんな私の傍らに雅治は立ち、私の胸をちょんとつついた  「もう」 思わず身をよじり軽く睨むと、その反応を待ってたというように頬に笑みをうかべ「いつもの私」がいるかどうか確認してる  2月は、とにかく、ひりつくように逢いたかった干からびた草が無理やりに根を伸ばし、どこかにあるはずと一滴の水を求めるように 事故はそんな私に、それならばと滝のように水を浴びせた枯渇は幻、言動そもそもがすでに深い過ちなのだと私が自ら詰将棋で自滅するように  逢いたいから、逢うのそう開き直ったはずだったのに  「ママ、

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