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入院 その 4

結婚生活
「入院 その1・2・3(こちらの記事↓)」より続きます。私はトイレに行く時、経鼻胃管を自分で外して蓋を閉め点滴(愛称はコパンcopin・友達)を連れてポーレットのベッドの足元を移動する必要がありました。髪を洗って櫛も通さず倒れた為、そのまま乾いた髪は山姥かミネットか(私やん)という姿で半袖スモッグのパジャマの後ろボタンも留められず背中をはだけながら鼻からチューブを垂らし、コパン(点滴台)を押し前かがみにゆっくりと進む姿に(ここぞとばかりに)降り注ぐ彼女の視線が不愉快でした。この時にはポーレットは既に病院の皆から「Vous avez du charactère.」と言われるようになっていました。これは直訳すれば「あなた個性的ね」となりますが良い意味で使われることはありません。どちらかと言うと陰口で「彼女は人の言う事を聞かない」とか「難しい面倒な人だ」という感じで使われます。旦那や親友に「彼女Vous avez du charactère.って言われてた」とメッセージを送ると2人とも爆笑スタンプを送ってきました。しかしながら本人はそれを喜んでいて電話で何人かに「Vous avez du charactère.って言われたのよ。オーホッホ」と笑っていました(どれだけ開き直ってんねん)。ところで私達はそれぞれの尿瓶に尿を貯める必要があり、トイレに愛称ポワソン(魚)と呼ばれる尿受けを置いて用

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