四捨五入しなくても リアルタイム20230211

「代わりのひとの勤務の予定とか、院内の状況は大丈夫なの?」 「隔離開放になって、だいぶ院内の感染の波は引いたわ。だからパートさんにも来てもらえる・・・来週だったら」 「わかった。じゃあ・・・そうだな・・・この日はどう?」 「ねえ?」 「・・・うん?」 「逢いたい?」 「んん?・・・・・うん」 「ちゃんと言って。うん・・じゃなくて言葉で」 「・・・逢いたい」 「ふふふふふ・・・・」 わかるでしょうよ逢いたいって伝えて、逢う日程を擦り合わせ それでもう充分に物理的に逢う予定を立ててるそれが、つまりは「逢いたい」んだから わかっている だけどわかってなくはないけど「逢いたい」や「愛している」は時々、言葉で聞きたい 雅治は、夢 現実だけれど、現実ではない交わりだから もう今は当たり前のようにその気配が近くにあって でも時々、ざわざわするくらいに好きとか
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