激動の3日間 その4
結婚生活
「激動の3日間 その1」「その2」「その3」（←クリックで記事に飛びます）より続きます。17時50分頃に2台の車が息子の家の前に到着しました。1台は彼女の小さな車でもう1台は（これで冷蔵庫や冷凍庫が乗るのだろうか？）と思うほどのステーションワゴンタイプのものでした。下りて来たのはひょろっと背が高い死んだような眼をした鼻輪ピアスを2個して耳に1円玉くらいの大きさの丸いピアスを埋め込んだ10代後半か20代前半の男性でした。彼女は「まずは鍵を返してもらいます。彼はSFRの箱に入れたとメールしてきました」と言いました。私は（あぁ、ボケ旦那に彼女の継母よ、情報をありがとう。「何の鍵？」なんてバカな質問をしなくて済んだ）と思いながら「どうぞ」と言いました。彼女は鍵を探し当てた後、「これから全てチェックします。壊れている物があれば訴えます。私は最後の最後まで戦いますから」と言い、私達が前日に梱包した電化製品を一つ一つ開けて携帯のライトを照らし状態を確認し、チェックが済んだ物から車に積み込むよう鼻輪男に指示しました。長い間待っていたので私は寒かったのですが、家の雨戸を開けたら彼女が家の中から確認することは分かっていたのでじっと彼らの様子を眺めていました。電化製品のチェックと箱等を開けての確認が済んだ後、彼らは冷蔵庫と冷凍庫の積み込みを始めたのですが、軽々とそれらを運ぶ彼女を見て（やっぱり力持ちだな
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