女の子はするどい
遠距離恋愛
女の子はするどい前に、こんなことを言ってきたことがある 「どうしてパパと結婚したの？ママの好きなタイプって、パパとは違うタイプでしょ」 「・・・好きと結婚と生活は、一緒なようで少しずつ違うの。好きじゃない人との結婚は違うと思うけど、好きだけで結婚も違う。大人になったら・・・またわかるかな」 「全部一緒のひとと結婚したらいいのに」 「パパと結婚してないとあなたは生まれてないわ。それと、間違わないでね、ママはパパが好きで結婚したの。夫婦はね、いい時も悪い時も、ケンカしてコノヤローってなっても、夫婦なの」 自分の「好き」だけに執着し夢幻を追いかけていたら結婚はできなかっただろう。結婚し子どもを持った今の日常、それはあの時の自分が自分なりに熟考し出した結論。私は後悔していない。 「私の好きなものって何か知ってる？」 そう問えば、我が家の男たちは「抹茶」と答える判で押したようにアイスクリームショップでは抹茶を買い、これさえ買っておけばまず問題ないと胸を張る 「好きなもの？だってあんまり何が好きって言わないし」 私は、別に抹茶で出来ているわけじゃないだけど100年経っても変わらないと思ってる 男、というのは総じてそういうもの
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