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料理の本と寂しさ

DV・モラハラ
ケーキを作った時、久しぶりに料理の本を出して、作り方の確認をした。過去に何度も見ながら作ったので、そのページだけは汚れている。内容は本格的で、丁寧に書いてある本。プロの教科書みたいな料理本だ。この料理本は、図鑑の様な10冊セットで、洋食、和食、中華、季節の料理、パーティ料理、お菓子、お弁当、などなど何でも基礎から応用まで手順が写真付きで載っている。分厚く、重いし、高かったのだと思う。結婚する時、花嫁道具の一つとして母が買って持たせてくれた。母は料理が苦手だった。何も教えてやれなかったから、この本で勉強してという気持ちだったのだろう。母の娘を想う気持ちは無いはずがない。本を贈る時、誇らしげというか、満足気だった。表の母の顔はそうだった。世間体というか、母親らしい事をやるという形式的な事は、やってくれた。が、その裏で、帰省した私をこき使い、地元にいる弟夫婦はお客様扱い、孫まで差別するという態度、どこが母親なんだと怒りがわくような態度をとられていた。母の方が料理を勉強すればよかったのに、自分はいいの、と努力をしなかった。家のご飯が貧相で、美味しくないのは本当に苦痛で、成長期にも悪影響であるというのは我が身の体験で嫌というほど感じた。そんな母が、私の子が小さい時、「いつもろくなもの食べていないのでしょうからここで栄養をつけていきなさい。お婆ちゃんのご馳走は美味しいよ」と、口癖のように言って

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