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僕は人間

遠距離恋愛
「雅治は・・・感情の起伏が・・無いんじゃないけど、あえて動かさないというか、動いてないように見せる」 「うん?」  「いつもそうなの?」  「ええ?」  「雅治は、嫉妬やヤキモチや、そんなどろどろした感情を持たないように見える、何に対しても・・・誰に、対しても」   ・・・それは、相手が私だから余計に見せないんでしょ?そう言いたいのを、あえて抑えた どうしようもない、動かしようのない今に生産性のない嫉妬なんて感情を抱かない。そういう決め事を雅治は胸に持ってるんでしょう 私のように    私は知りたい 雅治の「本当」をずっと今まで、私に見せてくれなかった、素の雅治を私のことが嫌いだったわけでも、遠くに置こうとしていたわけではないのも、わかってる  だけど、どうしてこのヒトは、どうして私に「本当」を見せてくれないんだろうと必ず、一枚か二枚、そこにはヴェールがあるような、気がしてた 私に向けられる笑みも私を抱く腕も 近いのに遠いそれは誰との関わりからも持つことの無かった違和感 でも、きっとそれは雅治の個性非日常の相手を愛するためのスタンス、だと それが、時に私を

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