そういうこと

「僕が、その中継地まで出向けば。もう少し逢えてsanaも行き来の運転時間が短く・・・なるかなと」 「電車だと乗り継ぎにかえって時間がかかるから車で行く」 「・・・そんなに遠い訳じゃない」 えっ・・・と?えーっと・・・・来る?こっちに向いて? 展開に、イマイチ思考がついていけなくて考えるということを鈍らせるいや、そりゃ今までも、雅治がこちらに来るということはあったけど学会がらみとか、そういういやまあ、そういう風にして逢ってきたわけだけど 「それは・・・い・・いつのことを言ってるの?」 「いつ?・・・それは、ふたりの都合が合う時でしょう。できたら平日がいい」 「冬は道が・・・高速道路が簡単に天候で止まるわ。それに・・平日って、先生がそんな理由で大学を休むのは駄目なんじゃ」 「僕にだって有休はあるよ。講義の無い日だってある。勿論、休講にまではしない」 「でも・・・」 「嫌?じゃあ・・・やめとこうか?」 沈黙が来る嫌じゃない、嫌じゃないけど嫌とかそういうことじゃなくて勘違いはしないだろうけど、勘違いをさせたくなくて 「っと・・・・・・・あのね」 
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