警察に相談に行った　後編

「警察に相談に行った　前編・中編（こちら↓の記事）」より続きます。彼女は泣きながら携帯をスピーカーにして話をしていましたがウインドウを下げたので、私は「こんなところにいたら息子が気づいてしまうから移動して」と言うと、「私はあなたの言う通り大通りまで移動したわ」と言いました。私は電話の相手に聞こえた方が好都合だと思って「もう少し向こうに移動して頂戴、お願いだから。私は今の状態のあなたと息子が会う事は危険だと思うから。お願い。私があなたのご両親と話してもいいから」と懇願しました。すると彼女は車を発進させ消えて行きました。その後、私は息子がどこまで来ているか知るために直ぐに彼に電話をかけて「今どこ？」と聞くと「もう直ぐ家に着くとこ」とのんびりと答えました。（あぁ、彼は父親と私がどこに行っているか話していないんだ）と分かり「ママ、どこにいんの？」の質問に「あなたの家の近く。ほら、お昼に彼女が食料品取りたがっていたから立ち会ったの。済んで今から帰るとこ」と言った時に彼の車（私の車だけど）が眼の前に到着しました（ギリギリセーフ！）。私は彼女が戻って来る可能性を考えて息子に「ねぇ、ご飯食べに行こう」と言って彼の車に乗り込みましたが、息子は無言で家に向かい彼の頭に次第に血がのぼっていく様子が分かりました。怖い顔をして家の中の何が無くなったかあちこち確認したかと思うと壁に飾られていた幾つもの彼女の家

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