不思議なお客さん 後編
結婚生活
「不思議なお客さん 前編」「中編」より続きます（こちらの記事↓）。ジルが旦那に「良く寝られたか？」と聞き旦那が「うん」と答えた時、私はこのまま昼過ぎまで家に居座られては旦那の夜勤に響くと思い「昨日（朝の）2時くらいまで寝付けなかったから良く寝ていないじゃない」と旦那に向かって言いました。旦那は「仕方がないよ。夜勤のリズムなんだから」と言うとジルは普通に彼も寝つきが悪くて2時まで寝られなかったと言っただけでした（もっと朝寝ていなさい）。彼はパリ郊外に家を持っていましたが定年になってから家を売却し南フランスのカンヌに引っ越していたそうです。ところがプールも作り快適に暮らしていたところパーキンソン病が発覚し娘たちや孫たちがいるパリ郊外に戻り、現在家が見つかるまで娘さん宅に居候しているとのことでした。さて10時過ぎに私が洗濯物を干し終え家に入ると旦那はシャワーを浴びておりジルは台所をウロウロと歩いていましたが、私が戻ったタイミングで今度は庭に出て行きました。私が話す態度を取っていなかったからでしょうが（あぁ、干したばかりのデカパンツが～）と思いました。10時半漸く彼らがマルシェ兼レストランに向けて出発することになった時、私が旦那に「車2台で行くの？」と聞くと、旦那は「そうだな」と言いジルに向かって「レストランの後はそのまま高速に乗った方が近いんだよ」言いました。ジルは「そうなのか」と言い私
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