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味わう

遠距離恋愛
身体を流して、ベッドで待つスマホをいじって、お馴染みブロ友さんたちの今日を見終わるにもならないうちに、腰にタオルを巻いた雅治が滑り込んでくる「かけてくれてる?タイマー」「かけてない、何時に?」「1時間半」「・・・わかった」かけてある、1時間10分後にだけど、たぶん、雅治は私の言う時間の少し前にタイマーをかけてくれる私のが鳴って、雅治のが鳴ればスヌーズみたいに、今日の諦めがつくから白い枕が、重みを受けてベッドにしずみ当たり前にスピーディーにガウンは剥ぎ取られる裸身と裸身が隙間なく密着する私のいつもは、日常で今は、束の間の非日常雅治は、私という人間の基軸ではあっても雅治を軸足にしてはいけない毎回、そうやって思うのに腕に抱かれ肌を感じ、視線を交わすとやっと元に戻れたような、ピースが合わさるような過不足ない安心感がこみあげて、ホッとする緊張緊張と、あれだけ言うくせに、ね昔ほど背負わないように気をつけているけれど雅治の腕の中にいると力が抜けるまだ私は日常で、私を演じているような気がする雅治の腕は私を校正する私の日常の裁量が間違わないよう狂わないようにゼロ点校正、みたいな癒やされたいのか癒やしたいのか今日は、どちらがより強く求める?それは、肌に触れた時に解る今日は、まず雅治を受け止める日雅治に、何かがあったような気配じゃないそんな時はこわばるような違和感が伝わってくる、もう経験済みそうじゃなく

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