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終焉のレストラン

結婚生活
先週の金曜日、旦那が「あのレストランに行ってみようか」と言いました。コロナ前は定期的に行っていたレストランですが今は「ピザとアイスクリーム」のみの営業となっており(こちらの記事↓)、すっかりと足が遠のいておりました。入り口に着いて中庭を見ると、スペインから運ばれてきた樹齢500年とも言われる大きなオリーブの木が無くなりプールになっていました(こちらの記事↓)。
「ちょっと残念だね」と話していたところ中からオーナーの奥さんが顔を出し、オリーブの木は根が張って狭くなったからもっと広い場所がある家に引き取ってもらったと言いました。「私は元から(自分専用の)プールが欲しかったし満足してる」と言い、オリーブの木はクレーン車で屋根越しに移動させたそうですが、重さが4トン近くあったと話してくれました。「新聞に載ったのよ。見なかった?『空飛ぶ4トンのオリーブの木』って」と笑いました。同時にプールも屋根越しに搬入したそうです。旦那が「オーナーは?」と聞くと「後から来るわ。今歯医者の梯子をしている」と言い、「もうね、私一人でもレストランは十分回せるの。今日のお客様はあなた達を入れて10人だから」と言いました。コロナの前は予約を入れないと入れなく週末はお客さんでいっぱいのレストランでした(こちらの記事↓)。
新しいシェフになり間もない頃にコロナで飲食店はフランス中一斉に閉店となり、コロナ規制が解けた時

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