★★カラーボックス★★

おこんばんは。なほ☆"です。  フィクションです。 ＊＊＊＊＊＊＊＊ きっとこれくらいのこと人が聞いたら笑って流せるのだと思う。 それをわかっていてもたまらなくむなしい。 大好きだった家族が尊敬していた母親が それになったことで壊れていく姿を見る日々。 ＊＊＊＊＊＊＊＊ 高齢化社会では誰もがそこを通る 可能性があるのだと頭ではわかっている。 それでも家族が壊れていく姿を 毎日みているのはどうしたって辛い。 そしてとにかく時間におわれて気がふれないように なんとかふんばるしか方法が見当たらない。 ＊＊＊＊＊＊＊＊ なぜカラーボックスにのぼってしまったのか。 きっと余裕があればそこにはきっと本人なりの理由や事情があって その行動をしたのだと考えたり話したりできるのだと思う。 でもその余裕がどうしても持てない。 カラーボックスが破損して天板のクギがむき出しになっていた。 木の板がバキバキに割れて木のくずや粉がどんどん散らばって広がっていく。 しかもカラーボックスふたつ分をまたにかけ乗っかってしまったようで ふたつ並べて置かれていたカラーボックスはふたつ破損して終

リンク元