子供達が亡くなったバス事故から40年
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1982年7月31日（日）20時にフランス北部オワーズ（Oise）県を出発した2台のバスは、夜中1時45分頃フランス東部コート・ドール（Côte-d'or）県で多重衝突事故を起こし53人（うち子供46人）が死亡しました。2台のバスは夏休みのサマーキャンプで107人の子供と6人の付添いを乗せてサヴォア県に向かっておりました。彼らが通った高速道路Ａ6は7月と8月のバカンス客の入れ替えで交通量が多く、その日は雨が降っていたうえ、コート・ドール（Côte-d'or）県ボーヌ（Beaune）近郊では道路が3車線から2車線に変わるため車の速度が落ちておりました。この時3車線目を走っていた車両2台が2車線めを走っていた2台のバスの間に無理に割り込んできました。しかしながら1台目のバスは前を走っていたドイツから来た別のバスがブレーキを踏んだためブレーキを踏みました。そこに2台目のバスのブレーキが間に合わず間の車両に追突、車の燃料タンクに穴が開きガソリンがこぼれて発火、6台の車が炎に包まれました。1台目のバスは皆逃げることが出来ましたが、2台目のバスは出口の一つを衝突した車が邪魔をして開かず、炎に包まれる前にもう一つの出口から逃げることが出来たのは14人の子供と付添い1人だけでした。この多重衝突事故で子供達46人（バスの子供44人と間の車両に乗っていた子供2人）を含む53人が死亡しました。子供達の年
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