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疑心暗鬼 後編

結婚生活
「疑心暗鬼 前編」「疑心暗鬼 中編」より続きます。
辞めたいけど皆が辞めたいから辞められないという暗黙の了解が崩れた今、運営委員会に残るのは危険すぎます。ソニアは大変ボランティア精神に溢れた人で9月には子供達の登録受付を引き受け、更に幼児がクラブに慣れるまでコーチのバベットの補佐として(トイレに連れて行ったり、泣く子をなだめたり)活躍し、Tシャツなどは6枚も購入していました。彼女が抜ける?今クラブを率いてくれているレティシアは自身がフィットネスコース、子供の一人がジムをしていますが、昨年ここから車で30分のところに引っ越したのでいつ辞めてもおかしくない状態です。今や嫌々会計補佐をして「会計主任なら話が違う」とクリステルはとうに離脱宣言をしているので残るは会長のクリスチャンと数字に弱いマルチーヌだけになります。皆がソニアの膝の具合や「出来る運動だけすればいいのよ」等を話している時に私は(私がいない時に一人だけ大幅値上げされて皆が同意して誰も報告してくれなかった)事実にずっとこだわり打ちひしがれていて(こんな人達に義理立てする必要があるのだろうか)という考えに至りました(えい、やめてやれ!)。「私、運営委員会やめさせてもらいます。秋までのソフトジムの登録・会費徴収まではやるから」と言うと一瞬の沈黙の後で皆の顔が凍り付きました。会長のクリスチャンが(裏切ったわね)という感じで私を見て「ジ

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