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愛してる

遠距離恋愛
「sana・・・あぁ・・愛してるよ」  苦悶するように絞り出した声は、欲情と振動で掠れた。私主体で動いていた雅治が、堪えきれずに自分の快楽の中心へ入っていく  「いい・・・?」 「いい・・・よ、気持ちいい」  いつもの低い声に、吐ききれない吐息が混じる。いいかげん雅治の声に弱い、こんな時のそれはどうしようもないくらい私をゾクゾクさせる。 「ああ・・・・・・」 私以外の誰にも見せない顔を、誰の前でも吐かないだろう声を、私は知ってる。持たないと決めているはずの、震えるような独占欲が、私をかき乱す 「ああ・・・」「んんっ・・・」 声は交差した  強く密着し、貫かれたままで動きに身を任せる衝撃は小刻みに変わり、もう時が近いことを告げてきた 「あっ・・・んっ」 腕のなかで切れ切れに聞く、掠れ声 私の足に、痙攣の予兆が走った「いっ・・・」雅治の動きが、早くなる  愛しい人が、繋がりながら快感に悶え、我を忘れていく姿を見るのは いい攻める、攻められるがくるくると変わりながら、同心円のなかで快感に酔う  ずっと用心を重ねてきただから、本当は絶対にしてはいけないこと  「いい・・・ん

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