警官をボンネットに乗せ500メートル逃走

6月21日（火）16時少し前フランス北西部ノルマンディー地方カーン（Caen）市の環状線道路で1台の車がスピード違反で白バイ2台に止められました。運転手の男は制限速度70キロ/ｈのところを118キロで走行、白バイに環状線出口に誘導されました。フロントガラスには弁護士ステッカーが貼られていて男は弁護士だと名乗り急いでいると話しました。しかしながら彼は免許証を始めとする何の書類も携帯しておらず、手術をした為上手く話せないと言い知り合いに電話をすると窓を閉めました。そこで1人の警官（49歳）が車の前に立ち応援を要請しようとしたところ、男は突然車を発進させたということです。警官は車輪の下に巻き込まれるのを避けるためボンネットに飛び乗り、男はそのまま1分間500メートル走って停車し逮捕されました。警官は打撲と擦過傷で病院に搬送されましたが同日夜には退院しています。男は1999年6月17日カーン生まれの23歳で前科はありませんでした。6月23日（木）カーン刑事裁判所で裁判が開かれ検察側は警官のボディカメラを提出その場で映像を再生しました。男は大変後悔しているとのことです。検察側は1年執行猶予付きの懲役2年を求刑、審議のあとカーン刑事裁判所は「弁護士会のステッカー偽造と使用」「交通ルールの順守拒否」について5か月の懲役と「警察に対する暴力行為」で18か月の執行猶予付きの24か月の懲役刑を求刑しま

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