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何をどうすれば

遠距離恋愛
「ねぇ、じゃあもし私が、もう離れるって告げたらどうする?」  それは以前から何度も思ってもいないのに、思えないのに確認のように問う問い  雅治が答える、その答えもいつも、判で押したように同じで  「sanaが離れるっていうなら・・・僕は止められない、んじゃないの?」  「それは建前でしょう?そんなことを聞いてるんじゃないわ。雅治の本音は?いなくなる、それはsanaが決めたことだから、引き返さないだろうから止められない、それに雅治は何とも思わないの。ああそうかって、それだけなの。雅治の考えはどうなの、どう思うの。なんでそこでも私を優先するの。それでも、って私を引き止めないの。自分のもとにどうしても留めておきたいなんて、結局思わないの?」  「sana」 「・・・そうやって、全部私の決めたように、私の思うように、全部私に決定権があるみたいに。添わないでもっと捕まえて。簡単に離さないでよ」  「引き止める、引き止めるよそりゃ・・・でも、そう決めるんでしょ、sanaは決めたら何て言っても、って言うじゃ・・・」 「そうじゃなくて!もう!何で、全部私なの」 「何、どうした」 「もう、いいの。色々ともうめんどくさいの、日常は疲れるの」&n

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