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還りたい

遠距離恋愛
「緊張してる・・・いや、疲れかな」 歯がゆそうに抱きしめ、雅治は私の上に崩れ落ちた  「緊張って、私相手に何で」 「・・・久しぶりって緊張しない?大好きなひとと久しぶりにやっと、僕はだからいつも緊張して、毎回戸惑ってる」 「また・・・そんな、もう」  男性のそれは、女性のそれ以上にメンタリティだと聞く、けど  恐らくは、昨日今日私の、身体の要求が強すぎている  離れていれば、雅治は雅治を保ってそこまで私を読もうとはしないのに 逢えば、保っていた雅治が崩れ、手慣れたポーカーフェイスを脱ぎ捨てる。 随分と甘い、さっきのセリフみたいに一つ越えた甘さを漂わせるようになった。それは、昨年以降。 今は、昔よりも私の表情を読み、気配を探るそのうち私の中の熱に当てられ焼かれて、熱にうきながら、それでも得る前に与えようと私を抱く もっと我慢しない欲求を、雅治のえぐみを、嗜好を突きつけてくれていいのに ・・・私は交尾の後オスを食べてしまう、メスのカマキリかもしれない   「・・・少し疲れたんじゃない?昨日の今日だし」 「いやダメ。それじゃ困る」   言いながら私を、抱き枕を抱くかのよう

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