フランス人と集団遠足　プロローグ

5月21日私はFちゃんと一緒にバスで遠足に行きました。Fちゃんが所属するベビーシッター協会は定年退職者とその家族が年に一度プチ旅行をしますが、今年は隣県・コートダルモール県ブレア島だという事で一緒に参加させてもらいました（遂にFちゃんの家族？Fちゃんとはこんな人↓）。
ブレア島（île de Bréhat）はコートダルモール県の県庁所在地であるサン・ブリュー（Saint Brieuc）から50キロ離れたところにあり、20世紀初頭は沿岸の大陸に繋がっていたことからサン・ブリューの司教の財産であったり、海賊が居住するところでもありました。ブレア群島はブレア島を取り囲む86の小島とサンゴ礁からなり小島の多くの所有者は個人です。ブレア島は長さ3.5キロ、幅1.5キロ、満潮時のみ2つに分離される島から成り立ち住民は島の南部に住み、北部（湿原）は自然保護対象となっております。気候は微気候と呼ばれ湿気・風・霧が強く冬でも気温は平均6℃で花や植物の多様性に優れており地中海植物も育ちます。1907年フランスで初めて世界自然遺産に登録されており島内は車両乗り入れ禁止、120種類以上の鳥が生息しております。島の冬の人口は400人以下、夏は多くの観光客が訪れることから5,000人以上となるそうです。海岸の石等の持ち帰りは禁止、ウォーキングスティックを使用して歩く時はスティックの下にゴムで保護することが義務

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