義母の気持ちが今ならわかる

フランスはカップルが一緒に暮らし始める時「結婚」の形態をとる方が少ないので、息子の彼女が彼の家に引っ越してくるのを機に親は彼女をパートナーだと認めることになるのかなと思います。彼女の私物が入ればもうそこは私達が入ることが出来ない空間です。考えてみれば私が結婚した状況も似ています。旦那は結婚の数年前にこのブルターニュの家を購入し自分は会社が提供するパリ郊外の住居に住んでおりましたので、この家は彼の両親や妹家族たちが利用する別荘として使用されておりました。私が旦那との結婚を決めた理由の一つには彼が家を所有していたこともあります。私達は彼が39歳私が32歳の時の結婚でしたので「その年で何も持っていない人と外国で暮らすリスク」は当然避けました。結婚してみると家は彼の両親と妹達3人が引き続き別荘として使用（こちらのバカンスは長いので妹達も2～3週間単位）しており、私に何のお礼も断りもなく電話代・水道代・電気代等を押し付けました。彼らからすると結婚前に旦那が購入した家なので自分たちの物であるという考えだったのが、今の私の気持ちとダブルところがあります。息子が購入した家なので私達には何の権利もないのにいつの間にか（旦那と喧嘩したら行けるわね）（庭の手入れをしてやらなければ）（庭のリンゴや洋ナシがなったら取りに行こう）（ジャガイモを植えようか）とか気軽に訪ねても良い場所の様に思っていたのでしょう（

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