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青い瞳の忠告 前編

結婚生活
昨日のお話の続きです(はい、そこの方帰らない・笑)。エンリケと私は急速に惹かれ合っていきました。授業中はいつも横に座り休み時間は建物の階段に座って色んなことを話しました。(あぁ、こんなにも考え方の近い人っているんだ)と思い、何をしている時も彼の熱い視線を感じ私の胸はいつも高鳴っていました。でも一方でお互い自分たちの環境がそれぞれの人生が交差した一瞬の点の様なものだという事を理解しており、恋愛に発展すべきではないと考えていることも一緒でした。3か月も経たないうちに別れてしまい互いの国に帰ってしまう、まだこれから大学卒業後大学院に進む21歳の彼。そして私達の熱い思いを留めるのに存在したのが青い瞳のブラピだったのです。ある日の朝、教室に入るとブラピが一人座っていました。私が挨拶をしていつもの席に座ろうとしたところ彼は「ミネット(仮名が難しいのでこれで)、いつも同じ席に座るなよ」と言いました。ブラピは英語圏の人ですし満足に英語が話せない私が気軽に近づける相手ではありませんでしたので、突然個人的に声を掛けられて戸惑いました。「ここに座りなよ。今日は僕が助けてあげる」と彼の横の席を指して言いました。その強い口調に私は(いえ、私はエンリケの隣がいい)とは言えず、その日は彼の横に座りました。フランス語の授業が英語で説明され、英語圏の人が早口で質問を投げかける状況は私にとって英語の授業に近く、その分

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