リアルタイム20220414 それでいいの
「久しぶりにアップしてたね。ブログ」 珍しく、雅治がブログのことを口にした 「うん・・・昨日の夜、書いた」 内容が内容だったからちょっと照れくさくて、言葉を濁した 気持ちのままに書くから 読んでいることはわかってるけど面と向かって言うと照れる気持ちをパソコン画面にぶつけてる どうして、そんなに僕なの僕はsanaに何も と、雅治はもう、あまり言わなくなった 私もまた どうして私だったの私の何が良かったの なんて確認するように聞くことをしなくなった 私がずっと、雅治の視線を意識の中に留めてその視線に恥じぬように、雅治だったらきっとこうするだろうと思いながら歩いてきたと同じように 雅治は雅治で きっと、私から向けられている視線を意識してただろうしそれを自らの中に留めて これは、sanaは嫌いだろうな、とか私の「こうあって欲しい」に外れないようにしようと思ってきたはず 互いの体の中に、互いの片鱗がある自分のために、相手の好むように生きようとする。というか 肩がこる関係で、気の抜けない間柄いっつも頑張ってなきゃいけな
コメント