入らないほうがよかった・・・かな
「退院が決まったよ」 「良かった」 まだ治まったと言えない調子の悪さは、通院で様子を見るになったようで 「大丈夫?」 「うん・・・体が落ち着くには1か月はかかるらしい。機能回復の様子は日常とか診察で判断するらしいけど、病院は近いから。すぐ対応できる」 「そっか、良かった」 入院している雅治との電話が、当たり前になってくるにつれ 退院したらこんなに雅治の日常に触れる時間は無くなるのかなと思うようになり 手に入れるときはなんとなく一気に、でも手から離すときは 嫌、って思うんだな なんて 毎日話をしてたらとても近くてこんな風に、近いと感じることは今まで無かったから あーでも 雅治は 私を近くに、置いておきたいのかな 私は、日常に軸を置くのがあるべき姿で雅治は「遠くにありて」がベストバランス お互いに、きっと 近すぎて、平均台を進むみたいに、足元がぐらぐらする 手を差し出してるのは、雅治のためじゃなくて本当は、それで、雅治の中で私の存在価値を上げようとしてる私のために そんな気がして 過去だ前世だがあろうがなかろうか切れるときは切れる&nbs
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