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雅治の願い

遠距離恋愛
「ねえ、sana。お願いがあるんだけど」  「何?」  「・・・来週の手術の前、手術の朝に。もう1回送って。sanaの声で、僕に話しかける動画を送って」  「・・・・・」  「そうすれば手術中sanaをずっと考えていられる。手術に向かう時も、手術台で麻酔がかかっている間も、麻酔が覚めても、sanaがずっと傍にいると思える。怖さが薄れて落ち着ける」 怖くてだから近くにいたくて でもそれを、叶えてはいけない私が受けるわけじゃないのに、怖くて聞いたって、それ・・・そんな手術なの?とためらうような知らなくても不安だけど、理解しても不安で それは、私以上に受ける雅治がそうなはずで  「私、失敗しないので」な医者は世の中にいない  失敗したらこうなるご丁寧に、今はそんな話も術前では聞かされる何かあった時、に「伝えた」「伝えていない」は大事なポイントになる 「それでも、手術に同意しますか」数パーセントの確率を、起こさないつもりで執刀しますが、と。 丁寧で間違いのない手術 手術同意書はそのための「契約書」 治療、手術を受ける、ってそういうこと  合併症、副反応も同じ不安を抱えるには必要な話 

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