息子の彼女がやって来た！中編
結婚生活
「息子の彼女がやって来た！」前編より続きます（こちら↓）。食事に何を出したかということは後編に回して本日は「これぞフランス」という彼女の家族背景などを書いてみようかと思います。彼女に年齢を聞いた時、いかにも（早く大人に見られたい）という雰囲気を醸し出して「20歳なんです」と悔しそうに言いました。銀行で働いていると99％が顧客側の失態であるのに「上の奴を出せ！小娘は引っ込んでろ」という扱いをされることが多いのだそうです。真っ赤なルージュをひいた彼女は姿勢正しく人の目を真っすぐに見て受け答えする子で、見た目は25歳、26歳くらいに見えました（悪い意味じゃなくて銀行の方）。食事をしながらやはり家族構成などの話になるんですが、彼女は「うちの家庭はファミーユ・コンポゼ（famille composée 結合家族）なんです」と言いました。実の父親と継母、継母の6歳の連れ子と、父親と継母の間に生まれた3歳の子の5人家族だということでした。彼女は話をする時、「母が」と話す方が自然なところでも必ず「継母が」と言う言い方をしており、継母の年齢が37歳と聞いて「あら、まだ小さな弟妹が出来そうね（この国のキャリアウーマンは「さぁ、40歳だ。子供を作ろう」と言います）」と言った時に一瞬顔が強張り（しまった）と思いました。現在彼女は職場近くにアパートを借りて住んでいますが、車の話をした時に「父が小さい弟妹を乗
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